まずはお父さんの赴任地セントルイスの紹介です |
実際には赴任した現地法人は
この地名は きっと ”セントルイスブルース” という曲名でご存知の方も多いと思いますが 何処にあるかはほとんどの方が判らないとのではないでしょうか 裏を返せば その程度の知名度のアメリカにある中堅都市の一つということです 所在は言ってみれば全米の”お臍”に当たるような位置にある ミズリー州にあり 東隣のシカゴで有名なイリノイ州との州境を画するミシシッピー川と 遥か西部モンタナ州から流れ下るミズリー川との合流地点に発展したミズリー州最大の都市なのです アメリカ大陸の東に ワシントンDC 西に サンフランシスコ 北に シカゴ そして南に ニューオリンズを思い浮かべていただき その四箇所を東西南北に結んだ真ん中にあるのが ここセントルイスとお考えください |
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ここセントルイスはその名が示すように 当初はフランスの植民地であったのがアメリカの西進でアメリカの所有となったものです
このため カトリックの信者も多い土地柄です |
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それはさておき この地は地図に見えるように ミシシッピー川とミズリー川という水運に恵まれたこともあり 古くからこの辺りの農産物(小麦・食肉等)の集積地として栄えました その結果として街の財力はすごいものだったようです この財力が背景になってでしょうが 1904年には万博とオリンピックが開催され その跡地は記念にセントラルパークとしてきれいに整備されて残されています ちなみに この万博で初めて登場したのが今では当たり前のようになったアイスを包んで そのままそれも食べられるという三角錐 (Cone コウン 一般的にはコーン)の持ち手だそうです
また 飛行機による大西洋単独横断で有名なリンドバーグですが 彼のこの冒険に資金援助を与えたのはセントルイスの商工会であったそうです |
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ワシントンの スミソニアン博物館に展示されている |
このように成功を収めた街ですから 市の中心には古くて立派な建物が見受けられます
そしてここは今でも このあたりの金融の中心地でもありますし 企業でも結構有名なところが本社を据えています
以前はこれに TWA という結構大手の航空会社があったのですが |
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バドワイザーの本社・工場の玄関です セントルイスのシンボル ゲートウェイ・アーチから南に車で5分ほど下った所に広大な敷地を構えています |
ここセントルイスには プロスポーツとして (バスケットボールチームもあったようですが 移転してしまったそうです) それぞれ なかなか強く市民に人気があります |
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先代のブッシュスタジアムです 今は 新しく作りかえられているはずです
ここへは何度か足を運びましたが その大きさや 平日午後にもかかわらず多くの観客が詰め掛けているのには驚かされます
球場はチームカラーの赤一色といった感じで チームの攻撃時や好プレーにはやんやの喝采ですが 相手チームのそれには全くの無反応であることも地域性の強いアメリカを感じさせるものでした |
ゲートウェイ・アーチ
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セントルイスのシンボルはなんと言っても ゲートウェイ・アーチ ということになるでしょう シカゴ側から I(インターステイト)−55で入ってくるとミシシッピー川の向こう側に大きなアーチが目に入ります
ここは市民の憩いの場でもあり 大晦日から元旦に変わる時刻や |
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webより借用した アーチの写真です
イリノイ側のイーストセントルイスからの撮影ですが 良く無事で写真を取れたと思います
しかし 撮っているようで 探してみるとないものですね |
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これは イリノイ側にあるゴルフ場から見たセントルイスです 55号線で入ってくるとこんな感じで目に入ってきます |
因みに アーチに登るにはこんな風になります 丁度 友達家族がやって来て案内した時の写真がありますので これを使って紹介します
まずは 受付です
そして 順番に並びエレベーター と言うよりゴンドラと言うべきでしょうが
云ってみれば 大きな観覧車がこのアーチ内を ぐるりと一周している |
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写真で見るといただの鉄柱を曲げたもののように見えるかも知れません でも わかりにくいかもしれませんが アーチ自体は結構デカイのです 大きさを知ってもらう役には立たないかな? いい写真がなくてすみません |
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さて セキュリティーチェックが終わると こんな風に下り坂を順番待ちします |
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やっと 自分達のゴンドラが来ました
狭いけど 我慢できないほどではありません |
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ガタゴトと揺られて 頂上に到着です 横の壁に窓がつけられていて 外が眺められるようになっています
ここは 地上630フィート/192メートル だと |
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当然 この観覧場所の定員は定められており 降りていった人数分が上がってこれるのです さて 眺めてみましょう |
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西へ向かって広がる 議事堂からの公園と街並みです |
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少し 左に首を振って カージナルスの根拠地 ブッシュスタジアムです |
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さて 反対側を見てみましょう 川向はイリノイ州のイーストセントルイスと呼ばれる地区になります 治安に不安の或る箇所だと言われているのは 先にご紹介したとおりです
見えているおっきな建物は 穀物メジャーの一つ カーギル社の穀物倉庫です |
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こちらもイリノイ側 自分で走っている分にはどんな状態になっているかわからないのですが たぶん I−55のバイパスでしょうか |
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下へ目を向けてみます 広がる芝生へ アーチの影が映っています 駐車場はミシシッピー川の河川敷で 春先はよく洪水に見舞われます |
下に下りて街を見てみましょう アーチの或る場所から上流は 昔の倉庫街でその役割を終えたあとも記念物として保存されています そして今ではそのレンガ造りの風情が喜ばれて結構な観光地となっているのです でも残念ながら写真は撮っていませんでしたので ご紹介できません |
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アーチは川岸近くに立っていますので チョッと下りて憩うこともできます
ボートクルーズもあり またこの写真には写っていませんが アメリカでも珍しいそうです |
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アーチの下から西を向いたところです 議事堂から 廃線となったためショッピングセンターに姿を変えた セントラル・ステーション前まで公園になっています |
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左を向くと ブッシュスタジアムの頭が見えます |
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道を渡って公園へ抜けます 議事堂を左に見て進みます |
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渡る正面のビルに アーチの影が! 渡って公園に入ります |
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この公園は お昼休みなどはお弁当を食べたり のんびり過ごす人が結構います 休みの日は いろんな路上芸人が現れ皆を楽しませてくれてもいました |
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この一枚は秋の夕暮れに知り合いを尋ねて出かけたとき きれいだったものですから撮っておいたものです ビルの谷間から見たアーチです |
治安について
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市内にいくつか大学があるのですが
曰く
こんなこと書いたら入学希望者は減るだろうと思ったのですが 裏を返すと 社会全体がよほど治安が悪いことを示しているようで これからの生活する中で気をつけていかねばと思い知らされた掲示でした 実際 旧市街は閑散としており治安に問題のありそうな地域となっています 因みに お母さんが勉学に勤しんでいるシャンペーンとここセントルイスを結ぶ鉄路はありませんから お父さんの迎えがないときにはバス会社グレーハウンドを利用することになります そして このターミナルがあるのが 仕方ないのでしょうが 市の北部の治安に懸念のある場所なのです 実際に被害にはあいませんでしたが 到着を待つ間にホームレスがやって来て世間話をした後 食事代をねだられたことはありました 不安を感じさせるのは 平日の午後だと言うのに 成人男性がふらふらと 街中をうろついているのが目につくからなのです |
そして ここセントルイスはブルースバーも多くて 夕方市庁舎の裏方を走っていると何処からとも無く そこかしこから歌が漏れ聞こえてくることがあります 訪ねてみたかったのですが 駐車場に車を置き 状況もわからないお店に入るのはやはりためらわれることでした 実際 この辺りには3階建て位のレンガ造りの集合住宅が何棟か残っているのですが 当時はハイカラだったのでしょうが 今では窓を板で塞いだような場所もあり その荒れた佇まいを見ただけで車を停めたり ましてや出歩くなどということは出来ないと思わされるのです |
気候について
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中西部と呼ばれるこの辺り一帯は大きな山がなく平坦な地形であるため
このため 夏は日本と同じくらい蒸し暑く 冬は北海道よりも寒くなるという 例えば 夏にゴルフをしようと思えばサウナの一歩手前の状態でプレーをしているようなものになります
冬に 飲み物を車に置き忘れていると 次の朝凍りついたボトルを発見することになります
ただこんな日が毎日続くわけでもありませんし 日常生活において屋内では常にエアコンが効きすぎるくらいですし |
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部屋の裏側に積もった雪です 降雪はこの程度です
この程度ですが |
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そんなわけで アパートではすぐさま玄関口の除雪と融雪剤を撒くことになります それを怠って 住民に怪我でもあったら訴訟沙汰となることも背景にはあるのかもしれませんが 真にその辺りの処置はすばやいものがあります |
また忘れてはいけない気象状況もあります TVやラジオで警告がでますが その度に肝を冷やします しかし地下室か風呂場に隠れろといわれてもねェ〜 あんなアパートの造りでは無理ではないかと思いました
地元の人間に言わせれば
実際 私が出会った人でトルネードを経験したというのは一人もいませんでした だからといって被害がまったく無いわけではないので自然を甘く見ることが危険なのは自明のことです |
市内見物
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セントルイスの名物は なんと云ってもアーチとなりますが 既にここでは紹介しましたから その他の場所を紹介したいと思います
まずは アーチを起点にぐるりと反時計回りに市内を巡ってみましょう・・・
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